∞伝統とデザイン∞
Posted by デザイングー | Under デザイン日記 金曜日 5月 16, 2008∞伝統とデザイン∞
先日、着物に接する機会があり、偶々店に置いてあった古い雑誌を手に取りました。
その中に藤林致加(知花)さんの記事がありました。
12代藤林徳扇さんの娘さんです。
徳扇とは、延宝8年から続く織物の家系です。
京都洛中において、三百有余年の歴史を歩み続けている徳扇。
材料となる生地から糸、全てを創作、よそにない作品が作られる。
その代表的なものが、宝石を用いたもの。
生地にもプラチナ200本を繊維として織り込み、
究極の生地だそうです。
時が経っても変色のない24金やプラチナ糸を織り込み、スタイルをよく見せる立体構成による柄付けで、流行や年齢のない作品を創作しているそうです。
「日本女性をいちばん美しく見せるのは、着物だと思っている。又世界からみても最高に贅沢な民族衣装だと思います。」と語る藤林致加(知花)さんです。
又、「徳扇工芸画が、ユネスコのグリーティングカードの意匠に3年連続に選ばれた、グローバルアート。これは、西陣の引き箔という織物の上に宝石箔を使って描いた作品で日本画でも洋画でもないまったく新しい分野の作品だ。」と書いてあり
この絵には、蒔絵の技術・表具の技術など日本古来の技術を応用しているそうです。
未来の着物とはどうあるべきか、創作理念は、「気品」「格調」「優雅」、そして「見つめられる着物」が、徳扇の作品群だとの事。、
日本の伝統美を守り、最先端の新素材や新技術を取り入れた染・織・繍・箔の総合技術。世界で活躍・発信なんて本当に素敵ですよね。
着物を着る事は少なくなったし、伝統工芸の様なりっぱな着物ではありませんが、着ると何か背筋もシャンとする気がして大好きです。